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部屋づくり、ときどき旅行記

仕事机はアデペシュのスプレムデスクに決定

私はフリーランスで在宅ワーカーです。以前はダイニングテーブルで仕事をしていましたが、新居では和室に仕事用デスクを置くことに。

デスク選びの基準としては

・デザインが気に入る(大前提)

・幅が広めのサイズ。100cmだとちょっと足りない

・引き出しがある

ダイニングテーブルで仕事をしていたときは、PCや文房具などの収納が面倒でした。なので、デスク1つにすっきり収められる引き出しは必須。その時点でけっこう選択肢が限られます。

あとは木製だったらやはり無垢材がいいとか、脚はすっきりしたデザインにしたい、などと考えていると、選択肢はアデペシュのスプレムデスクほぼ一択に。ちょうど年始にセールをやっていたので購入。受注生産だったので数か月待ちました。

そして届いたのがコチラ。木の質感などもなかなかいいです。

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これはLサイズで幅120cm、引き出しは3つ。幅80cmで引き出し2つのSもあります。

想定していなかった良かった点としては、無印良品の「ポリプロピレンデスク内整理トレー」がいわゆる「シンデレラフィット」状態だったこと。

引き出しの内寸幅が30cmなので、整理トレー1(10✕10cm)と2(20cm✕10cm)を組み合わせてピッタリ並べることができます。

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上の写真は整理トレー2が3個と、整理トレー1が1個、あとは家にあった空き箱が入っています(ちなみに横はピッタリですが奥行きは2cmほど余ります)。

これで引き出し内がとても使いやすくなりました。

1つ難点?といえるのは、引き出しがあるせいで脚が組みづらいこと(組もうとすると太ももが当たる)。逆に、脚を組む癖を矯正できると前向きに捉えています。でも脚が長くて座面が高めの椅子を使いたい人にはちょっと厳しいかも。

ちなみに一緒に使っているチェアもアデペシュのダニス ショートアームチェア。こちらはリサイクルショップで買いました。

この椅子、かわいいですが背もたれがちょっと硬いので、ゆったりリラックスよりもデスク仕事とかに使うほうが向いてる気がします。

 アデペシュは京都発のブランドで「パリのアパートメントの一室」をイメージした商品を展開しています。全体的にかなり好みのテイストです。

IDEEのダイニングテーブルが来た!

ぼちぼちと家具も新しいものに買い替えたりしています。

なかでも数か月あれこれと迷って決められなかったダイニングテーブル。もともと「木の温もり」感が強すぎるというか、ナチュラルウッドの色面積が多い部屋があまり好みじゃなく、それなのにオーク材のシェルフをどーんと入れてしまったので、思った以上に「木」の感じが強くなっていました。

だからテーブルはちょっとクールさのあるものがよかったんですが、かといって超モダンな白とか黒とかのつるんとしたテーブルは好みじゃない。結局インダストリアルスタイルでおなじみの木の天板&アイアン脚のタイプにすることに。

そこで目をつけたのがIDEEのSOUDIEUX TABLE(スデューテーブル)です。ありきたりなアイアンの脚とは違っててカッコいいなと思いました。最終的には、よさげな中古品が出ていたのが後押しとなって購入を決定。届いたのがこちらです。

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ちょっと椅子がバラバラすぎてかっこ悪いけど…これも少しずつ揃えていきたい。

脚の形がユニークなところが気に入りました。ちょっとアトリエテーブルぽさがあるというか。天板の両端には「ハシバミ」という反りを防止するパーツが付いています。

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あと特徴的なのが天板に残る木の節です。樹脂を入れてなめらかに仕上げられていますが、ここは好みの分かれるところかも。私も初日に食事したときは、この黒い斑点がやたら目についたりしました…(慣れますが)。

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全体としてはとても気に入っています。当たり前だけど、それまで使っていた突き板のテーブルとは段違いの質感。アイアンとの組み合わせもいいアクセントになり部屋が引き締まったような気がします。

IDEE SOUDIEUX TABLE 1600

インテリアのコーディネートは難しい…

最近ではミニマリストとかコンマリとか、ものをたくさん持たない暮らしが人気です。考え方としてはとても賛同するところが多いものの、真似したいかというとそうでもありません。

理由の1つは本を手放せないから。一度読んだ本を数年ぶりにたまたま開いて、当時は気づかなかったことに気づいたり、年月を経てこそわかることがあったり、改めてインスピレーションを得たり、そういうことってけっこう多いし、自分にとっては大事な時間です。娘が何気なく手にとって読んでいることもあるし、そういう出会いも残しておきたい。だから不要な本を売ることはあっても、極端に減らしたりはしません。しかも本ってけっこう絶版になるので、一度手放すと次は簡単に買えないということもあります。

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(まだまだ整わない、うちの本棚の一部)

もう1つの理由は、海外の素敵なインテリアってわりとどれも、ミニマリスト的な部屋とは正反対かなと思うことです。どちらかというと家具もオブジェもたくさん置いてあって、空間がしっかり埋められているような部屋が多い。かといってごちゃごちゃしてるわけじゃなく、置いてある一つ一つにこだわりがあり、美しくコーディネートされている。いってみれば部屋自体がアートというか。

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出典:https://www.pinterest.com.mx/pin/454511787396169898/

 本を残しておきたいというのもそうですが、いろんなお気に入りのものや美しいものに囲まれた空間のほうが、毎日の小さなうれしさやインスピレーションみたいなのが増えるんじゃないかなと思っていて、そういう部屋を目指したいんですよね。まあ、気に入らないものはなるべく置かないという意味では、ミニマリストとかコンマリさんが目指すものと同じなのかもしれないですが。

アメリカやヨーロッパに旅に出ると、衣食住の「住」へのこだわりが強いなあと感じます。日本と単純に比較して、素敵なお部屋で暮らしている、暮らしたいと考える人が多いんだと思います(別に全部は知らないですが、あえて断言します)。頻繁に人を招く文化というのもあるかもしれませんが、暮らす空間をきちんとしつらえることは当然のこと、と考える人が多いのかなと。美意識の高さみたいなのも関係があるかもしれません。

とはいえ、部屋を素敵にしつらえるにはセンス、とにかくセンスが必要です…。正確にはセンスと言うか、ある種のデザインの法則を身につけたり、自分のスタイルを見つけることが大事なのかな。あとは本当のお気に入りだけに囲まれること。結局これがいちばん難しい。デザイナーズ家具をバシバシ買える財力もないし…。それでも結局、自分が好きなスタイルのお手本を参考にしながらトライアル&エラーしていくしかないかなと思っています。

前置きがすごい長くなったんですが、コーディネートの第一歩として玄関まわりを飾ってみることにしました。

もともとはマスク入れのカゴだけ置いていた殺風景な玄関。

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リフォームしなかった玄関収納自体、だいぶ微妙なデザインです。どうしたものか全然わからない。

こんなときはいつもどおりPinterestで調べます。entrance decorで検索してみました。

ちなみにRoomClipとかInstagramだとけっこう玉石混交というか、素敵なものを見つけるのに手間がかかるんですが、Pinterestだとたいがいおしゃれな写真が見つかります。英語での検索がポイントです。

www.pinterest.com.mx

www.pinterest.com.mx

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どれも素敵だなあ。

ミラー、フラワーベース、グリーン、かご、フレームあたりを飾るのが多いみたいですね。あとアロマやキャンドル。

というか基本、コンソールテーブルが置いてあるだけで、日本のマンションにあるような玄関収納ってあんまりないみたい。玄関で靴を脱がないから?

それで昨日、新宿のアクタスに行ったので、上記を参考にいくつかアイテムを買って飾ってみました。アフター写真↓

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う、うーーーん……まあ何もないよりマシ程度か。おしゃれに飾るのって難しいなあ。

夫には「遺影にお供えものしてるみたい」と言われるし……。ちんまりしてるからかなあ。狭いから仕方ないんだけど。もっと素敵なフラワーベースがあるとよさそう。

アクタスで買ったのはフレームと棒が刺さったヤツ、リードディフューザーというんですね(知らなかった)。おしゃれな部屋によく置いてあるイメージ。ひとまず手頃なものを買ってみました。いい香りだと思うけど娘には不評……。

あとは扉の取っ手も変更。変な金ピカがイヤでしょうがなかったので、渋めの真鍮に変えてみました。

ユーカリのドライフラワーはメルカリで買ったもの。 

とりあえず……イマイチなインテリアセンスをがんばって磨いていこうと思います。

 

(後日)

フラワーベースをIDEEで買った大きなものに変更。鍵を入れるトレーも大きいものに(Weckの保存容器のフタを代用)。まあほぼ一緒なんですが……自分的には少しバランスがよくなったかなと思っています。

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(さらに後日)

もっとボリューミーなユーカリのドライにチェンジ(メルカリで購入)。だいぶバランスよくなった、かな〜?

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まるで植物園なオザキフラワーパーク

観葉植物を買いにオザキフラワーパークへ行きました。

首都圏最大級とも言われてる店内はまさに植物園のよう。

 西武新宿線の武蔵境駅から徒歩15分という、アクセスもわりといい場所にこんな大きな園芸店があるとは!

主に屋外がガーデニング、屋内(2F)が観葉植物で、園芸用品もたくさん扱っています。

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ぎっしり並んだ多種多様な植物の間を分け入るようにして進むと、その奥にも売り場が。とにかく広いです。

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エアプランツコーナーも充実。

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カフェも隣接しているので休憩もできる。ゆっくりまわってお気に入りを見つけたいお店です。

今回購入したのは大きめのエバーフレッシュと

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ハンギングタイプのシュガーバイン

(マクラメのハンガーはAmazonで別途買ったもの)

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ハイドロカルチャーの小さな鉢とエアプランツをいくつか。

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植物を飾るだけで家の雰囲気がぜんぜん違うなあと実感。

値段も全体的にけっこう安めだと思います。たぶんデパートやおしゃれインテリアショップの半額〜3分の2くらい?(※個人の印象です)

大型の鉢の配送料は2000円くらいでした(わりと近場の23区です)。

グリーンを探している人には超おすすめのお店です!

リフォームBefore→After(4)キッチンはウッドワンスイージーのニュートラルカラーに

一番こだわったのはやはりキッチンです。

Beforeはこんな感じでした。

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日も当たらないほぼクローズドな間取りのため、全体にとても暗い雰囲気。

本当はリビングとの境目の壁を取り払ってオープン化したかったんですが、この壁がコンクリートの躯体(構造壁)だったので取り払うことができず。クローズドキッチンのままで素敵に変身できないかなあと考えました。

最初は扉材など表面だけ変えようかとも思いましたが(そのほうがエコだし)、設備も22年選手で古いので取り替えたほうがいいとなり、丸っと交換になりました。

 

つくりたいキッチンのイメージはけっこうはっきりしていて、こんな感じでした。

www.pinterest.com.mx

www.pinterest.com.mx

白を基調に、木の色と組み合わせたい。できれば框(かまち)の扉がいいな。面材はツルツルしてたり鏡面仕上げじゃなくて、ペンキで塗ったようなマットな質感がいい。

でもそういうのを日本のキッチンメーカーで探すもなかなか見つからないんですね。

低〜中価格帯のものはどれも似たりよったりだなあという印象。モダンなデザインが多めで、ちょっと違うなあと思ってました。

実際は、高いグレードになると素敵なものがいろいろ見つかります。でもデザインのこだわりだけで+ウン十万円もは払えないよなあと思っていて。

そんなときに出会ったのが、ウッドワンから発売されていたスイージー「ニュートラルカラー」です。

ウッドワンのスイージーといえば無垢材のキッチンで有名ですが、少し前にニュートラルカラーという4色のカラーを新たに発売していました。これがまさに海外のキッチンのような雰囲気で、好みのどストライク!

知らない人はぜひ公式サイトをみてほしいです。

やわらかで絶妙な色合い、マットな質感、しかも框扉もある。

パイン材を使っているのでグレード的にもそんなに高いほうではありません(オークとかウォールナットとかのほうが高い)。

これに出会えてよかった! 

4色とも素敵なのでショールームで実物を見て、最終的にアイボリーっぽいものを選びました。

完成したキッチンがこちらです。

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スイージーニュートラルカラーD1色のキッチンと、背面のカップボードです。キッチン天板は人工大理石のグラニットマットホワイト(予算と見た目の兼ね合いでチョイス)。カップボードの天板はオーク材です。

この木の色との組み合わせがどうしてもやりたかったんですよね。

キッチン上はオープンの棚にしたかったので、こちらもあわせてウッドワンで。シンク上は「カベツケ」、カップボード上は棚柱タイプの「フツウノ」という商品です。棚板はすべてオーク材で統一しています。

カントリー調にはしたくなかったので、アイアンの金具や引き出しハンドルでいい感じにインダストリアル寄りにできたかなと思います。

ちなみにカップボード上だけグレーのクロス(サンゲツEB2026)にしてみたんですが、これは別に他と同じ白でよかったかも…。

レンジフードはあとからも変えられる&予算の都合もあり、ひとまず既存のままです(きれいにクリーニング済みだったので)。

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↑シンク上に付けた「カベツケ」の棚。

あとは入口部分の木枠の色が変に目立っていたので、真っ白にペイントしました。

フロアタイルはトラッドパーケット柄(サンゲツWD-934)で、オークの棚板の色合いに合わせています。

また吊戸棚を取ったことで手元灯もなくなったので、新たに左側の壁にライトを設置。なるべくシンプルで目立たないもの選びました。

 

タイルは以下の記事で紹介したとおり、サンワカンパニーのエボルというタイルをヘリンボーン貼りにしてもらいました。

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全体的に白基調で明るい雰囲気になりましたが、眩しいほどの真っ白ではなく、ニュートラルカラーの落ち着いた色合いがとてもいいです。

吊戸棚を取ってオープンラックにしたことで、開放感も少しプラスできたかなと思います。  収納力にはちょっと不安をいだいていたのですが、実際に引っ越ししてみて今のところは十分です。このあたりはまた記事を書きたいと思います。

 

設備機器はそこまでこだわりなかったのですが、いろいろ調べた結果ミーレの食洗機を使ってみたくなってしまい。お高いので最後まで悩みましたが、毎日使うしということで導入を決断(←リフォームはこれの繰り返しで金額が膨れ上がる…)。

結果、超満足してます! ミーレ最高!!