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部屋づくり、ときどき旅行記

猫の夜鳴きがなおった話

うちの猫は17歳でけっこうな高齢です。

一年前くらいから、夜中に大声で鳴くようになりました。

ニャーニャー、ではなく、アーオアーオ、そこからエスカレートして、ワオーワオーとまるで犬の遠吠えのよう。

しばらく放っておいたり、大丈夫だよーと声をかけたりすると鳴き止みますが、しばらく経つとまたワオーワオーと鳴き出します。

音量が普通の鳴き声の5倍くらいデカくて、安眠できないし近所迷惑だしで困っていました。

ネットでいろいろ調べて、昼間によく遊んであげたり部屋の電気を一部つけっぱなしにしたりとやってみても効果ゼロ。病院に相談かなあと思っていたんですが、解決法が見つかりました。

それは私たちが寝るタイミングで一緒に寝室に入れ、出られないようドアを閉めること。カリカリと水、トイレも寝室に置きます。するとどうでしょう!少なくとも朝5時までは静かにしてくれるようになりました。

もともと私たちのベッドで寝るのは好きでしたが、以前は夜中に起き出して、廊下に出ては夜鳴きしていました(トイレが廊下にあるのでドアは開放していました)

今は夜中に起きてトイレなどしても、またすぐベッドに戻ってきて寝てくれます。

夜鳴きは不安の現れだろうとは思っていましたが、声をかけるといつもハッとして鳴き止んでいたんです。それでたぶん、ひとりぼっちだと勘違いして泣いているのかなと思いました。

もともと甘えん坊で、出かけるときに寂しそうにワーンと鳴くことはよくありました。

高齢になり、おそらく認知症のような症状も出てきて、状況を見失ってしまっていたのかなと思います。

狭い部屋に閉じ込めることで、私たちを見失うこともなく、安心したんじゃないかなというのが私の仮説です。

日の出の5時ごろには起きてきてドアを開けろと鳴かれるので開けてあげます。眠いですが、真夜中に何度も起こされていたときよりずっといいです。

最初しばらくは、早朝に廊下に出るとまた大声で鳴いてしまっていましたが、最近ではあまり大泣き自体をしなくなりました。不安が減ってきたのかもしれません。

どんな猫ちゃんにも通用する方法ではないと思いますが、うちの猫にはとてもいい解決策となりました。

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